スキー中毒の部屋

小回り君はただ今「フカセでチヌ! チヌ(クロダイ)のウキフカセ釣り」で活動中です。ゲレンデに雪が有る時以外は、チヌ釣りをして養殖業に勤しんでいます。

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2003年のニューモデル考察

2002年5月23日・・・分かっている情報と考察を追加しました。〕
2002年6月6日・・・考察を追加しました。
2002年6月8日・・・DYNASTAR SKICROSS9 に関する情報を追加しました。
2002年6月10日・・・OGASAKA Keo's KS-TR に関する情報を追加しました。
2002年6月24日・・・考察にならないつぶやきを追加しました。
2002年6月27日・・・Ski○ournalの記事を読んだ考察を追加しました。
2002年6月30日・・・サンワスポーツに行ってきました。
2002年7月7日・・・結論を出しました。

このページはあくまでも私の感覚と仕入れた情報と寒い財布の中身により、来期購入するニューモデルを選定していくページです。明らかに私の独断と偏見が入っていますので、くれぐれも本気にしないでください。ただ、本人は大真面目に考えているのは確かです。

サイズ的には160cmをベースに考えられているようですが、これはトップの形状を工夫して出来るだけ早く雪面を捉えるようにしたもの、もしくはSL競技用はこれより短く、コンベンショナルな形状のトップを持つものは170cmまでが一般ゲレンデ用に使えるのではないでしょうか?また、板の特徴がはっきりしてきたので滑りのスタイルに応じて板を使い分けることがますます必要となってきているようです。

ロングターン用の板は確かに安定していますが、一般ゲレンデでその性能を楽しもうとするとそれは超・殺人級のスピードで滑らない限りあまり楽しくありません。

ショートターン用もエキスパートモデルもしくはSL競技用だと、低い速度でも楽しめますが、ある程度の滑りをするためには筋力の強化を必要とします。以前「TOKさん」の教師日記にもありましたが、かなりの技量&筋力のある人でもスキーの持つグリップ力の餌食になり骨折をしてしまいます。

また、意図的にグリップさせた場合はその走り、切れなどに対処するのも比較的容易だと思いますが、ミスをしてしまった場合、リカバリーはアルペンの世界でもほとんど不可能のように思われます。大体、ミスをするときは後傾になってスキーがすっぽ抜けるようなことになりますが、この状態が前十字靭帯を損傷する可能性が高い転倒姿勢です。

ですから、私のような一般貧乏スキーヤーとしては大まわりも小回りもそつなくこなせ、悪雪&新雪&アイスバーンにも対応でき、最新の技術に対応でき、なおかつ楽しいという非常に矛盾した要素を高次元で兼ね備えた板を探し出すことが必要となります。

そりゃ、お金があれば3本ぐらい買って予想されるシチュエーションに応じて2本ぐらい常に持っていけばいいでしょうけど、この不景気の世の中、そんなことが出来る人は限られるでしょう。

また、「スキーへの圧のかけ方などによっても板の好き好みが出るようだ」と「TOKさん」はおっしゃられています。

つらつらと書きましたが、今期私がニューモデルに求めるものとして「アイスバーンに強くて軟雪で潜らない」というところに焦点を置いて試乗してきました。

結果、潜ってしまうような板はほとんど無く、アイスバーンでも如何なくその実力を発揮するのが当然のような結果となり、さらにモデル選択が難しくなりました。

今のところ候補に上がっているモデルを上げてみたいと思います。(参考:「広島スキー伝説」)ちなみに切れがどうだとかコントロール性がどうのとかは述べません。当然のごとく、切れ上がりコントローラブルです。

細かいことは「ニューモデル試乗会」をご覧ください。耳寄りな情報、実際に乗ったことがある方はどんな情報でもかまいません。ゲストブックもしくはメールで情報をください。

★Dynastar SKICROSS 64 (157cm)
Dynastar SKICROSS 64

★Dynastar SKICROSS 9 (170cm)
Dynastar SKICROSS 9

★HEAD Cyber i.C.300 (163cm)
HEAD Cyber i.C.300

★小賀坂(OGASAKA) Keo's KS-TR (160cm)
小賀坂(OGASAKA) Keo's KS-TR

★小賀坂(OGASAKA) Keo's KS-SS(165cm)
小賀坂(OGASAKA) Keo's KS-SS

★小賀坂(OGASAKA) Keo's KS-AL(170cm)
小賀坂(OGASAKA) Keo's KS-AL

★SLOMON DEMO 9 Pilot 3V (170cm)
SLOMON DEMO 9 Pilot 3V

★Atomic β Arc Respection(170cm)
SLOMON DEMO 9 Pilot 3V

一応今現在、候補に上がっているニューモデルです。どうもDynastar SKICROSS 64だけがオールラウンドと言う点からすると?なのですが、これが入っている理由としては、自分のバランス感覚では到底制御できない領域の滑りも技術があれば実現でき、なおかつヘタレの私でもたわみのコントロールが非常にし易いと感じたからです。
(2002年5月23日追加)
何せ情報が少ないのですが、意外と高速ターンにも使えるのではないかという試乗の結果が出てきています。(参考:Skinet)反発が早く、エッジグリップもトップからテールまで均一らしいのですが、テールがそれほど我侭(噛み過ぎ)では無い様に思えるのでロングターンでも使えるかな?でも、鮮烈なエッジグリップは共通した感想です。

SKICROSS 9 は170cmだと急斜面のショートターンでトップが敏感すぎるように感じましたが、逆にこれを使ってやればよさそうな雰囲気です。160cmだと問題はありませんが、どうせなら170cmを乗りこなしてみたいと思っています。
〔2002年5月23日追加〕
某雑誌によるとこのモデルは1級~テクニカルレベルの人が目一杯使って初めてその実力が発揮されるとの事らしいです。そんなに硬いとは思いませんでしたが、グラフなんかを見るとやはり硬めの板らしいです。やはり、回転弧は自由自在ですって。うんうん、そうだろうなぁ。上手くなるにはこっちでもいいかなぁ。トップコントロールと言う点からすればSKICROSS9 もしくはダークホース的にSKICROSS8 (170cm)ですか?

ただ、まわりの評価はDynastarにはかなり厳しい目でした。

もっとも強い板はおそらくHEAD Cyber i.C.300ではないかと思います。こいつはかなり賢い板らしく、自分が捻られるとそれと逆のほうに形を戻そうとするシステムが組み込まれているので、柔らかい雪面で柔らかいタッチだと板は柔らかいままで、ハードなバーンでハードな滑りをすると自分でトーションを強くしてくれるようです。試乗したときは春のグサ雪でしたが、まさに絶妙な安定感をかもし出していました.。ただ、エッジの感触がちょっと乏しかったのは試乗用のバインディングだったからかなぁ?
〔2002年5月23日追加〕
どうやらこのモデルはGSモデルをベースに開発されたらしいです。どうりで私の好みに合うはずです。GSベースゆえにそれほどシビアな感覚にはなっていないのでしょうか?
また、この板にはRailflexというVolklのモーションのような機能がついたバージョンも有ります。私なら多分普通のプレートタイプを選んでしまう・・・かな?もうちょっとショートターンが上手ければRailflexを選ぶのになぁ。

あと、心残りなのが、試乗会でもNo.1の人気&出来だと評判だった OGASAKA KS-TRに乗れなかったことです。いつもお世話になっているサンワスポーツや「雪サブ」さんもベタ誉めでした。KS-SSは非常に良い感触が残っています。
〔2002年5月23日追加〕
雪サブさんのページにも有りましたが、長い距離を滑るためにはKeo's KS-AL(170cm)は確かに良さそうです。私はGSベースの板の方が好みだからというのもありますが、これぐらいの長さだとコブでも何とかなりそうですしね。

相変わらずSALOMONは乗りやすい板を出しています。兄貴分にDEMO10 Pilot 3Vがありますが、柔らかい雪だと強すぎるような感じがしたのでDEMO9の方を挙げています。
〔2002年5月23日追加〕
TOKさんのOFF会の時の試乗アンケートによるとこの板はちょっとばたつくみたいなことが書いてありました。それにしてもDemo10 Pilot 3V 強し。我満デモのHPにも有りましたが、DEMO10の方がコブで楽しいようです。

〔2002年5月23日追加〕
メーカー的には面白みは有りませんが、Atomicのβ Arc Respection (170cm)もよさそうな感じです。今年は乗っていませんが、去年の感じだとこれもトップコントロールの練習には非常に良さそうなフィーリングでした。今年も同じような出来らしいです。

以上、現在分かっている限りでの思いを綴ってみました。新しい情報が入り次第随時更新していきます。とはいえ決定まで後2ヶ月も無い・・・
〔2002年5月23日追加〕
25日にはSkiJournalが発売になるのでそれを読んでまた更新していきます。

ちなみに、板の重さは何とかならないのでしょうか?片手で持つと肩が抜けそうなぐらい重い板ばかりです。

〔2002年6月6日(木)〕
巷ではサッカーフィーバーが吹き荒れ、阪神の優勝??が騒がれていますが、わたしはそれよりも自分が使う板の方がかなり深刻です。
おまけに車まで車上荒らしにめちゃめちゃにされる始末で、こうなったら意地でもマテリアルは買ってやる!!!!(をい、そんなことやってもいいのか?)

この前、サンワスポーツで大口さんと技術論になったのですが、そのときに
1.「ストレッチを使いや」=板の上で大きく動け!
2.「角付けなしでターンをしてみ」=重力によって落ちていくことと板の前後の長さの差によって板がかってに廻ることを感じる感覚を磨け!

と、自分でもよーーーーく分かっていることをつつかれました。

ということは、前述のトレーニングにぴったりなのは当然オ・ガ・サ・カと言うことになります。小賀坂の板は全部そうですが、板の上で自由に動くことが出来るのです。

単純に技術を磨くのなら Keo's KS-SS で決まりです。これ以上は多分無いでしょう。KS-TRは雪サブさんの意見やデモ選などを見ていても整地向きっぽいのでそんな板は今回はパスします。ということはスーパーオールラウンドと言う点からすれば KS-SS しかありません。

忘れてた、サロモンの DEMO9 Pliot 3V もオールラウンダ-と言えばそうですが、サロモンは板が全部やってくれるようなので今回はパス!

あと、1級以上であれば間違いなくHEAD iC300 にするのですが、確かにオガサカに比べるとかなりしっかりした感じです。別に扱いにくくは無いのですが、来年の検定のとき果たして使いこなせているかは疑問です。

う゛ーー、でもやっぱり Dynastar に乗りたいなぁ~~(続)

〔2002年6月8日(土)〕

naoさんよりDYNASTAR SKICROSS9(10~8、64)に関する試乗レポートをいただきました。

私は数年前に初めてカービングを履いたのですがその板がDynastarのプロカーブでした。自分の体格や技量も考えずにお店の人の言われるままに・・・。 そのおかげでこの3年間というものアイスバーンでは足払いをくらい、こぶに行っては発射されてしまう(自分が)。そんなある日にザウスで試乗会をやっていると聞き、DynastarのSKICROSS10~8まで乗ってきました。(私の体格は160cm・53キロ)
結果はSKICROSS9(170cm)が最高でした。なんと表現したらよいのでしょう? ザウスのアイスバーンに近い堅い斜面を粘り付くように滑るではありませんか。滑っていて顔がにやけてくるんです。
自分の板は竹スキーかと思いました。
こぶ(ちっさい)に縦に入ってもうねるようになめてくれますし、多少おしりが下がっても板が抜けてしまう感じもなく、非常にコントロールし易かったです。SKISROSS64にも乗ってみましたが怪我をしそうな板なので私には無理でした。

貴重なご意見ありがとうございます。
naoさんもおっしゃられていましたが、その人の個性により板のフィーリングは全く異なったものとして捉えられるようです。

実際、DYNASTAR SKICROSS9 に関しては私と仲間内、サンワスポーツ、では評価が全く異なっていますし、SKI○urnalの編集部員でも意見が割れていました。反対にnaoさんが通っていらっしゃるショップではDYNASTAR SKICROSS9が絶賛されているようです。

どうやら来期モデルに関しては「無個性(=オールラウンド)の板にもはっきりとした個性(=感性を刺激する部分)があり、ツボにはまるかはまらないか」が、はっきりとしているようです。ただ、OGASAKA KS-TR KS-SS や SALOMON DEMO10 Pilot 3V、DYNASTAR SPEED SX がツボに対してクリティカルヒットをする確率が高いだけで、物理的性能に関しては差が有るわけでもないので、「個人の感覚で好きなものに乗ればいいのではないか」というのが私とnaoさんで意見が一致いたしました。

しかし、naoさんは早々と DYNASTAR SKICROSS9(170cm)を予約されたらしいです。私にも勇気が欲しいです。でもこのままだと、「石橋を叩き過ぎて壊す」ことにもなりそう・・・

〔2002年6月10日(月)〕

シゲさんよりオガサカ Keo's KS-TR のレポートをいただきました。

オガサカ ケオッズ KS-TR(165cm)試乗しました。
人工芝の試乗会で乗ったのですが、中でもこの板は一番良かった。   
F.L.Fの性能は間違いなく体感できターン始動期の捉えの早さは理想の弧を描けそうな気がします。
軽快でターン後半の抜けもよくショートターンもいけるし~かといってロングターンも安定してました。   
2級レベル以上の足前で更なる技術向上心のあるスキーヤーならTRの165がオールラウンドに使えていいと思います。
あくまで私個人の意見ですが、ワンランク上の滑りができることでしょ~!
ぜひ、雪上のいろんな状況のなかで乗ってみたくなりました。

シゲさん、レポートありがとうございます。さすがに来シーズンNo.1の評価を得る オガサカ Keo's KS-TR の評判は真実のようです。

レポートの中にもありますが、「ぜひ、雪上のいろんな状況の中で乗ってみたくなりました。」というのが、今回の板選びのツボのような気がします。

そういえば、私は試乗会でしきりに DYNASTAR SKICROSS64 (157cm) に乗りつづけようとしていました。(結果、2日間で3回 試乗板を占有していました。)この点からすると、試乗会で本当に欲しいと思った板は SKICROSS64 であるのはほぼ間違い有りません。

ただ、あのグリップ力は諸刃の剣なので、どうかな~~?
SKICROSS9 の安定感と、しなやかさは捨てがたい・・・両方欲しい(屍)

ふと、いろんなところでチャレンジすると言う観点から板を選んでみると
・DYNASTAR SKICROSS64 (157)
・DYNASTAR SKICROSS9 (170)
・HEAD CYBER i.C.300 (163)
・VOLKL P50 SLALOM CARVER (163)〔← VOLKL 初登場!!〕
と言うことになります。

おやおや?(*_*) 修行用に選ぶ板とはまったく反対の板ですよ。やっぱり乗って楽しいほうがいいかなぁ?

〔2002年6月24日(月)〕

さて、そろそろニューモデル受注会も始まり、いよいよ決断の時が迫ってきました、が、私はぶっ壊された我が愛車の盗難警報装置についての検討、研究でしばらくスキーから離れていました。昨日、やっと元の可愛いお顔になって車が戻ってきたので警報装置を取り付け、オーディオも取り付けました。今度はデタッチャブルフェイスなので、どんな機械が付いているか分からないし、それでも何かを盗ろうとしたら警報がなります。まぁ、車ごと持っていかれたらどうしようもありませんが、何もしないよりは安心です。
しかしながら、これで板の代金分はかかってしまっていますけど・・・

さて、ゆっくりと考えてみたところ、人になんと言われようとも、自分の気に入った板にすることに、決意が固まり始めました。結局、SKICROSS9 か SKICROSS64 という2本に絞られてきました。ところが・・・

この2本ともいつものメンバーが狙っているのです。仲間内で全く同じ板は避けたい・・・でも譲るのは嫌だし・・・

困ったなぁ。。。(-。-)y-゚゚゚

やっぱりヘッドもオガサカもフォルクルも良い板だけどフィーリングが合わないんだよねぇ。。。

明日はSki○ournalの発売日なので、またそれを読んで今週末までには結論を出したいと思います。

早期受注会のときに注文するの止めようかな?(←かなり弱気)

〔2002年6月27日(木)〕

サッカーは、ドイツvsブラジルですね~~。カーンvsロナウドがかなり楽しみです。
警報装置が誤動作しまくるので感度を弱めにしてみたのですが相変わらず「ぴぃぴぃ」言ってます。

さて、Ski○ournalを読みました。DYNASTARからは SKICROSS9 と SKICROSS64 ATOMICは βARC Respection が出ていました。予想通りこの3台はかなりの完成度を誇るようです。真のオールラウンダーと言う観点ではSKICROSS9 もしくは Respection なのですが、最もスキー板として完成度が高いと評価されたのが SKICROSS64 でした。自分の考えが大きく外れていたら参考になったのですが、ほとんど評価が変わらないのでさらに悩みんぐです。

去年までは雑誌の言っていることと自分の感覚がかなり異なっていたのですが、今年はほとんど同じ評価を下しているところにも・・・成長したよな、俺ってσ(^^ゞ←別にそんなこと私に期待している人なんて居ないでしょうけど・・・

しいて言えば Respection は SKICROSS9 より 少し弱めでショートターンもやりやすいが、高速安定性やリカバリー能力は後者の方が良いような感じでした。

SKICROSS64はずっと私が言っているようにあのグリップ力と安定感、コントロール性が高くスピードにも強い、また幅広いレベルのオールラウンドモデル、もしくは上級者用のショートターンモデルとして使用するのが良いような書き方でした。
ただ、こやつでパウダーやコブが滑れるのだろうか?コブでは核弾頭になりそうなあのグリップ力・・・

そうそう、そういえばこんなことも書いてあったっけ?
「狭く混雑した日本のゲレンデでターンを描くのに最も適したサイズ」みたいなニュアンスの文も有りました。これも結構ツボ的要素ではないのでしょうか?

いかん、このままではSKICROSS64に決定してしまいそうだ!!アイスバーンに強いオールラウンダを探していたのでは無いのか?我慢しないとまた特定条件でしか乗れない板が増えるぞ!!それから考えると EQUIPE 3V はよく出来ているよなぁ・・・

でも、SLショートカービングが出始めた頃は誰もコブでそれを使っていなかったけど、今じゃ当たり前のようにそのプロポーションの板でコブを攻めていますよね。これと同じことが今回も当てはまるか?多分やりすぎなのでこのサイズは無理かな?

そろそろおつむが限界にきたので・・おやすみなさい(-_-)zzz

〔2002年6月30日(日)〕

ドイツが、カーンが・・・力尽きた・・・無念(;_;)
さすがにロナウド、リバウド、ロナウジーニョの3Rでは、仕方ないですね。

サンワスポーツの早期受注会に、行ってきました。
やはり、当然の結果ですが、オガサカ Keo's KS-TR が安定して売れているようですが、爆発的にそれだけが売れていると言うことも無いようです。つまり、雑誌の評価はあくまで参考程度で、サンワスポーツの皆さんの言葉と自分の感覚で板を選ばれている人が多いような感じですね。

デモが、背中を押してくれました。

管理人様、板選びで悩んでいるようですね。
私の方は私用で忙しく、ザウスに試乗にも行けない状況です。
レポート送れなくてごめんなさい。
遠く離れているので参考までに私自身が思うことを。

まず第一に、一番楽しく滑れる板を買うべきです。
今の管理人さんのレベルなら、修行用の板という選び方は必要ないと思います。
どの板でも、滑れば滑るだけ上手くなるでしょう。
それぞれの板に特性はありますが、基本は同じなので身につくものは最終的に同じものです。
アイスバーンに強い板というのが本来どういうものか私には分かりませんが、 基本的に整地と同じでいいのでは? これは荷重のかけ方の問題だと思うので。
あと、コブですが板がどんな形でも滑れます。
その板に合った滑り方をすればいいだけで、ようは慣れでしょう!
師匠みたいな滑りを目指すのでなければ大丈夫。
一般的に板が短いとコブは滑りにくいと言いますが、 私の場合183→160になって格段に滑りやすくなったと思います。
気持ちよく滑れるというのは、全てに勝ると考えます。

こららから総合的に判断すると、買うべき板は「SKICROSS64」で決定でしょう!!
でも、「3V」でいいんじゃないの?

最後の1行が余分だけど、誰も同じ物を選ばないのを確認してからSKICROSS64を注文しようかなぁ、とひそかに思いながら(全員に気付かれていた)店に向かいました。
さて、煮え切らない状態でお店に着くと、当然ものすごい馬力で仲間たちは板、ブーツを選んでいきます。そのパワーに押されて自分のことは余り考えず、「すげぇーなぁー、○○さん、ブーツまで・・・破産覚悟?」とか、「え、君が?○○○○を?」とか色々面白い姿を見てしまいました。

ここで、メンバーの一人とSKICROSS64について意見が一致し、「兄弟になろうか?」とほとんど決めかけていたのですが、やはりSKICROSS64は特殊用途なのでその話は無くなりました。

さて、私はと言うと、散々人の板選びに首突っ込んで、自分の時には藤塚さんと大口さん2人とも占有して、結局「来週でも良いですか?」と言って逃げてきました。(^^ゞ
何しに行ったのだろうか?

HEAD CYBER i.C300 SUPER RAILFLEX (163cm 109-64-93 R:14.2m)
HEAD CYBER i.C300 SUPER RAILFLEX
そこでまたこの板に戻ってきたのですが、何でこの板か?というと、
1.SKICROSS64での急斜面のショートもロングもかなり厳しい。
2.SKICROSS64を買うと持っている板がショートターン系の板ばかりになる。
3.乗った感じの安心感が最も高かった。いい相棒になれそうかな?
ということです。

DYNASTAR 4x4 Vertical の代替として、もっとも的確なものとしてこれならサンワのみんなもOKしてくれました。ちょっと(かなりか?)手ごわかったけどコントロールできないことも無いので、もし私の技術が進歩しても耐えてくれるでしょう。
ただ、この板だと今後スキーのトレンドそのものがカービングショートターンに流れてしまえば当然それに対応するためにまたマテリアルの新調が必要になってしまいます。

ついでに、今回の受注会にて、いつものメンバーが「買っちゃった!!板!!うふふ」を基礎系に限り記載しておきます。
HEAD CYBER i.C160 SUPER RAILFLEX (163cm)
VOLKL Carver Motion (163cm)
OGASAKA e-turn FC (155cm)
皆さん賢い板選びをされていると思います。はぁぁぁ~~(-.-)

師匠曰く、「(SKICROSS)64を○○(←私の名前)が買えば、皆が楽しめるやん!」

実はウチの仲間たち、ソール長298~9mmに半分ぐらい集中しているのです。

ま、それもそうだけどね。i.C300だと分かる人しか乗らないでしょうね。

〔2002年7月6日(土)〕
全世界の読者(?)を巻き込んで延々と2ヶ月間に渡り考えてきたこのニューモデル考察の結論が出ました。
注文票
ごらんのとおり、先週述べたオーストリア製「HEAD CYBER i.C300 SUPER RAILFLEX(163cm)」に決定しました。DYNASTARファンの方々、今回はごめんなさい。

決定理由は、「何の変哲も無いロングターンベースの短めの板」と言う点です。サンワの皆さんも余り印象に無かったらしく、雑誌の評価を読んで「そういえば確かにそんな感じがしたよなぁ。」と、特に際立って特出する部分がないというまさに狙いどおりの板です。

さて、私の買い物はこれで終わりましたが、皆様に耳寄り情報をお届けします。
サンワスポーツだけのリサーチ結果なのですが、メーカーの好き嫌いを度外視すると
1.HART CIRCUIT C5.2 ST
2.VOLKL CARVER MOTION
3.K2 MACH S
は、かなり出来のいい板のようです。
ついでに、よく出ている(売れている)板は
1.OGASAKA Keo's KS-TR
2.HEAD CYBER i.C160 SUPER RAILFLEX
です。この二台ともかなりよく出ています。よく一緒に滑るO本さんもi.C160を買っていました。

以上、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。さぁーて、あとは滑り込んで1級合格だぁ!!!

~終わり~

2001年モデルの考察が見たい方はこちらへどうぞ。

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