スキー中毒の部屋

小回り君はただ今「フカセでチヌ! チヌ(クロダイ)のウキフカセ釣り」で活動中です。ゲレンデに雪が有る時以外は、チヌ釣りをして養殖業に勤しんでいます。

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師匠のニセコレポート2003

(2003年2月6日寄稿)

年に一度のメインイベント、ニセコパウダーツアー
参加者はM工業から、ダイバーM、わん、Nの、そしてわたくし師匠(自分で言うと変!)
マテリアルは同、IDone FREERIDE、ロシ モーグル、OGASAKA Eターン、IDone MOGULRIDE です。

1/12(日) 曇り

本日は、毎年のパターンで前泊札幌です。
12時過ぎに私の家に集合し、相変わらず皆さんを待たせながら最終準備し、Nの号で12時半過ぎ出発。
伊丹空港手前の民間駐車屋さんに車を預け空港にてチェックイン。身軽になってから腹が減っているので、軽くピザで時間をつぶしPオリオンのオーナーへおこしの盛り合わせを購入。余裕をもって搭乗口へ。
飛行中、機内(JAL)ではもちろんコンソメスープです(個人的にはANAの方があっさり味で好きですが)。
到着後、実費(ツアー代に含まず)でJRにて札幌へ、そして地下鉄南北線ですすきのへ向かいます。丁度夕方の混雑時間なので、4人が板持って歩くのは厳しかったです。
前泊のホテル札幌東急イン(すすきの駅前徒歩1分!すばらしい立地!)でチェックインし、とりあえず晩飯としてキリンビール園へ行きました。食い放題でモリモリ食べましたが、おいしいのはビアーだけですね。
ホテルへ戻ってから、今晩の作戦会議(謎)です。
さて、すすきのの夜の町へ出陣です。お風呂(?)とパチンコに分かれて、随時ホテルへ帰還という段取りにしました。結果は様々。
再びホテルで作戦会議、お腹を空かせてラーメンへ出陣!
夜24時でもあり、まずは姫もご推薦の「けやき」へ、!!狭い店なのに店外で15人待ち!!
メンバーは短気が多いので仕方なくラーメン横丁へ、いろいろ周り、考えるのがめんどくさくなってきたので、呼び込みのおばちゃんがうるさい店にだまされたと思い入ってみました。(新ラーメン横丁入り口の店で名前忘れた)

お味は、
だまされた!

結局、晩飯、自由遊戯そして夜食と、すべてハズレでした(T_T)。

本日の格言。
「客引きのいる店には入るな!」

1/13(祝) 曇り

朝はいつものようにわんさんに起こされ、バイキング。もちろん食欲は朝から全開です。
バス中で睡眠不足(←早よ寝ぇよぉ)を補い、気づくとニセコの駐車場でした。速いです11時にもなっていません。
Pオリオンでまどろみながら準備し、冷静な私はうっかりダイバーさんに「リフト引換券持っていってよ~」と声をかけ、万全の準備でゴンドラまで送ってもらう。「よしっ、12時から滑れる!」
晩飯を8時か9時にオーダーして車を見送り、いよいよ胸躍ってきました。
ダイバーさんがツアーオプションのニセコフリーパスポート引換券をリフト券売場へ。・・・このとき事件が。
券売場のお姉さんが2枚しかくれません。 そう、訳あって4人分の引換券は2枚に分かれておりダイバーさんはその1枚を自信満々で持ってきていたのでした。
他の3名はメッチャ年下のくせに知らんふり。
かわいそうに(自業自得?)ダイバーさんは循環バスに寂しく乗っていきました。
30分以上待ち、さすがにいらいらしてきて電話してみると、「もうちょっとや!」とのこと。
するとビックリ!下から歩いてくるかと思いきや、上から汗だくで登場。
宿では、オーナーが他の人を迎えに街まで出かけており、再び送ってもらうことが出来なかったのでした。
そして、歩いて循環バスの通り道を選んで歩いたのに循環バスは通らず(涙笑)。
さらに、待ちくたびれたメンバーは追い討ちをかけるように「ケーキセットで許すわ!
そしたらダイバーさんは、「それで許してくれるんか?他の連れやったら昼飯まるまるやで!」
いつもは、ひどいお仲間と付き合っているのですね・・・。

1時ごろようやくゴンドラに乗り、第6Cまでスケーティングするのがうざいので、まずはロープトゥーにて花園で足慣らしです。っといきなりモーグルコースに行き全員ひざ上に乳酸を蓄えます。そして、初日なので各ゲレンデ下見のため、山頂から遠方のアンヌプリへ、そこでリフト番のKさん(注※)に挨拶。いよいよお腹も限界でレストランニューサンコーにて昼飯です。
そのあと、東山の途中よりLTDコース1本、アルペンスーパーコース1本をおりておやつ(17時半だが・・・)KFCです(^○^)。ダイバーさん御馳走様。
そのまま夜は第6Cで撮影大会。そこでビデオ名物わんさん爆裂シーンを期待するが、私、ダイバー、Nの君と順番に撮影し、何事もなくわんさんの撮影に。・・・わんさんの爆裂はなかったのです。NEWマテリアル「ロシ」がなかなか良好のようです。
宿に帰ると21時でした。オーナーのHさんの料理はいつも最高です。食後はセイコーマートにてアミノサプリ1.5Lをゲット。そして、ペンションに遊びにきていたKさんから、いっしょに滑ろうと、ありがたいお言葉を頂きました。予定では明日のナイターと最終日はOFFなので午前中に御一緒していただけるとのことです。

夜中、気が付くと4時なのに電気が明々と点いていました。みんな疲れていたのですね。

本日の格言。
「指差呼称:リフト券よし!」(工場勤務の人なら、こののり解かります)

※Kさん・・・大阪府生まれ、大阪の某私立大学をスキー三味でダブりながら卒業。
学生時代の信州居候生活のゲレンデの混雑経験から、北海道で就職。
その後、スキー製作等、スキー関係の仕事に従事し、ニセコパトロールを経て、
現在、アンヌプリスキー場リフトスタッフ。もうけっこうオヤジです。
趣旨はパウダーと女、命!

1/14(火) 曇りのち風雪

ペンションが混雑している都合で朝食は8時半、のんびり食後のコーヒー、さらにベッドでまどろみスタートは10時半です。
昨日と同様ロープトゥーから花園、東山、アンヌプリへ
相変わらず端のふかふかゾーンばかりいってしまいます。
そっこうで腹が減り、雪が激しくなってきたので昼食。全員の意見が一致し「ラーメン!」です。ラーメンハウス好好に入りました。昨日と同じ建物です。
・・・新ラーメン横丁の某店よりはるかにうまい!
食後はアンヌプリゴンドラ滑りまくりです。そして、風も強くなってきたので東山を1本滑って帰ろうと思ったが、第4リフトがあまりにも吹雪で辛かったので、もう一度山頂リフトに乗るのは・・・。東山は断念し高原の方へ下りて4時前に終了。そして、Hさんの息子で小学6年のY君がペンションそばまで滑る道があるといっていたので開拓してみるが・・・。
ドツボコースで30分と体力のロスを喫してしまいました。そしてゼエゼエいいながらゴンドラに戻ると風の為運休になっていた。もはや風の為夜滑る気なし!って感じになってきましたが、一応ナイターの約束に合わせ、5時半に晩飯を食べました。
そして、リフトが動いていないと思い、ついついビールに手が出てしまいます。
そして滑らない気まんまんで部屋でまどろんでいると、6時半Kさん登場!「センターフォーは動いてるよ!」ということでアルペンへ。リフトを降りるとその場所の温度計が-14℃を指していた。メッチャ寒いです。すこし酔いが残っていたのが1発で飛びました。しかしKさんはヘルメットなので「あったかいよ~」
あとはKさんについて行くだけ。少しずつ欠点を指摘してくれます。そして3本めからはリフト1本分ノンストップ修行です。Kさんはバカっ速でついていくのに死ぬ思いですが、ゲレンデにはほとんど人が居ませんので、死ねるようなスピードで滑走しても安心です。トータル6~7本SG状態でした。信州ではなかなか出来ない経験、足フラフラ大満足です。
帰り途中にセイコーマートにてサッポロクラシックを1ケース購入。(Kさんは顔が広い!レジのいけてるお姉さんも知り合いでした。)

あとは飲んで寝るだけ・・・やけど恥ずかしながら昨日のVの上映会です。
HさんもKさんも、わんさんの上達ぶりに賞賛の嵐です。
最後に明日は朝一でゴンドラ!とオーダーし就寝。

本日の格言。
「安全、防寒にヘルメットを!」

1/15(水) 晴れのち雪

朝ほぼ1番でゴンドラへいけました。(昨晩朝一に1本滑って帰ると言っていた、京都のNさん夫妻はすでに出かけてましたが・・・)
天気がいいのでもちろん登頂、きついです。3回休憩して20分かかりました。さらにダイバーさんは5分ぐらい遅れて山頂へ。
ニセコニセコ山頂
(登山組の3割は外国人でした。ビックリ)
東尾根を下りツリーランを楽しみます。オフピステ万歳!
満足したところで花園レストハウスでケーキセット(11時前はサービスタイムでお得でした)
オフピステを満喫したあとは、昨晩の勢いがあるので、大カービング大会です。
東山ダウンヒル1本、アンヌプリ1本後、雪が舞ってきたので昼食。
とりあえずレストランの並びの一番上であるホテル日航アンヌプリ前で止まり、協議。
そこにバイキングの幟を発見したので敷居が高いが「レストランアゼリア(日航アンヌプリ内)」にチャレンジ!
しかし入り口のお兄さんがバイキングは土日だけと説明。ええ~土日やん!といつもの感覚で思ったが、考えたら世間は仕事の日でした。
しかし、それで挫けたらかなり格好悪いので入ることに。スキー場らしからぬ蝶ネクタイのお兄さんが闊歩する異様な空間ともいえます。値段は当然・・・ですが、味は○。(それも当然)
数本アンヌプリ爆走後、アルペン、国体のこぶを攻めて(打ちのめされて)雪がひどく滑りもひどいので3時半に終了。
そして温泉でも行きたいな~と宿に帰り、その旨伝えるとHさんが送ってくれることになり、ペンション街の下にある「ゆころ」へ。時間が早めなので空いてました。癒されます。ダイバーさん
あとはゆっくり晩飯を食べ、(カニ嫌いの私にシュウマイとホッケを用意してくれましたHさんありがとう。逆にカニ大好きなダイバーさんはご満悦です)
食堂で風呂の心配もなくワイワイ飲みました。そして雪は降り続いています、明日はいよいよKさんとパウダーツアーだぁぁぁ!!
早めに就寝。

本日の格言。
「アフタースキーには温泉が必須」

1/16(木) 雪

いよいよ最終日まだ雪が降り続いてます。(このためにニセコに来てるんやからニコニコです。)
早くに朝食を済まし、Kさんを待ちます。
そしてパウダー用の板を3セット貸してもらいました。ダイバーさんがディナ、わんさんがアトミック、Kさんはロシです。Nのと私は我が板です。
朝9時より第7リフトにて「腰パウダー激軽」を2本、ここで転んで雪に埋まったときウェアーが保護色(白、グレー)になりNのくんのボディープレスを食らうがダメージなし。ダイバーさんとわんさんは、浮く浮くと言い、無茶苦茶楽しそうです。
しかし好事魔多し、風の為第6Cより上が止まってしまい、しかたなく下山。見晴コースショートカット、粉雪コースと行き、ボーヨー荘にて休憩。のんびりしてから、早めの昼飯(全員豚汁ライスで、これもKさんの顔で大盛)を食べて、パウダー食い残しを探して出陣。
第2クワッドからゲレンデ内の食い残しを食べながらセンターフォーへ、アルペン第3が動いていたので乗り、時間の関係から下りて終わりという事で、いよいよ気合のラストランです。
大回転コースの脇の森の中に入り、下りては横への繰り返しでツリーラン。バフバフです。
最後には木々の中を抜け、ギャップをジャンプするというエクストリームの究極を楽しめました。まさに海外ロケのビデオのようです。
あとはバスの時間に追われながら終い支度。(悲しい)
Hさん、Kさん、そしてYくんにお礼とさよならを言って、駐車場へいくとバスが来ていました。
空港では管理人さんやNJくんのために定番のバターサンドを購入。
伊丹へ飛び立ちました。

「ああ、明日からシャバの生活か~・・・。」
伊丹空港から車で家路に向かったとき、空しさがこみ上げてきました。

最後に堺にあるラーメンむさしにて、晩飯兼、札幌リベンジを図る。
それが、余裕でうまかった!札幌がなんや~(美味しいお店の方ごめんなさい)

本日の格言。
「パウダーにはパウダー板を」

最後に「美味いラーメンは地域ではなく お店!で選ぼう」

~~完~~

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