スキー中毒の部屋

小回り君はただ今「フカセでチヌ! チヌ(クロダイ)のウキフカセ釣り」で活動中です。ゲレンデに雪が有る時以外は、チヌ釣りをして養殖業に勤しんでいます。

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- NJのニセコ滑走日記 -

(2004年3月12日寄稿)

北海道へ行くいつもの時期は、1月だったのですが、2月に変更になりました。結果的には、1月中頃は、雪も少なかったのですが、1月末に大雪があったことから、雪量を考えると2月にずれて良かったとも言えます。私としては、2年ぶりの北海道です!前回も気温がやや高めのコンディションだったので、今年こそ寒い北海道であってほしいなぁと期待しつつ、淡々と準備していました。今回は、わんさん、師匠、Nの君、NJの4人で行きました。

2月12日(木) 
朝6時半前Nの君の車で迎えに来てもらい、伊丹空港へ。
飛行機で新千歳空港に到着したら、修学旅行生と思われる赤い大群が、ワラワラと出てきていました。私が学生の頃は、修学旅行でスキーをしに北海道なんてありませんでしたが、今は違うんですね・・・。
飛行機からバスに乗換え、どこかで休憩がてら昼食タイムかと思いきや、全く休憩することなく、ニセコまで一気に到着・・・・。とりあえず、オリオンに着くまで昼飯が食えなかったので、到着して荷物を置いてから、近くのラーメン屋に行き、腹ごしらえました。ラーメン屋では、サービスでコロッケが1個着いていた上に、思っていたよりラーメンそのもののボリュームがあり、お腹いっぱいになってしまいました。
夕方までは、ナイターでひらふを滑りました。アルペンセンター4を何回か回ってアルペンコースを滑り、明日からのハードになるであろう滑りに備えました。
帰りは、ゴンドラ乗り場から出ているシャトルバスに乗って、近くのビレッジハウスと言うところで降りて、歩く訳です。そのシャトルバスに乗って、ビレッジハウスで止まると思っていたのですが・・・。そのまま素通り・・・。いつもと、巡回コースが変わったのかと思いながら暫く進むと、「○○○○○505ですー。」と止まったが、誰も降りず・・・。添乗員が、こちらをジッと見る・・・。乗る前に行き先を聞いた添乗員の人が、○○○○○505と聞き間違えたようです。なんで、そんな間違いが生じたのでしょう??いまだ、疑問です・・・。
そして、巡回コースを一回りして、次の巡回の時に、ビレッジハウス前で降りられました。
晩飯は、カニです!後で聞いたのですが、オーナーのHさんが、「やっぱり北海道に来て頂いた初日は、カニでしょう!」と言っていました。今年は、ダイバーさんがいないため、ほとんどがNの君が平らげていました。
飯を食って、順番に風呂に入って、最後の私が風呂から上がったら、Kさんが来ていました。Kさんは、パトロールをされているツワモノオヤジらしい(この時点では、まだよく知らなかったので)です。明日は、Kさんと一緒に滑れる様です!
去年みんなは、Kさんと一緒に滑っているらしいのですが、私は、初めてです。どんな滑りを見せてくれるか楽しみだなと思っていたら、Kさんが帰ろうとして、びっくりしました。普通に、窓から出て行くんです!
まぁ、入ってきたのも窓だったようだから、当たり前か・・・。

2月13日(金) 
天気もよく、気温もそこそこです!まず何はともあれ、アンヌプリ山頂までハイクアップしました。最初は、頂上から花園ゲレンデまでのパウダーゾーンを堪能しました!あとは、第7リフトから直接パウダーゾーンへ入って・・・の繰り返しでした。やっぱり、パウダーを滑ると気持ち良いので、奇声を上げてしまいますね。途中スノーボーダーが、これから滑ろうとしているライン上で(撮影をしていたので)止まってウダウダされてしまいました。Kさんが、一番手で滑り降りて来る時に、かなり派手に奇声を上げて、ボーダーの近くを滑って降りてきました。それに気づいてか、ボーダー達がパラパラと散って行きました。降りて来たKさんは、蹴散らすつもりで滑ってきたらしいです・・・。凄いです・・・。
リフトでKさんに、「力強さの無い滑りしてるなぁ」と言われました。自分の滑りを映像で見て知ってはいるのですが、改めて言われると、軽くショックでした・・・。
またKさんは、みんなに「パウダーの中では、スタンスをある程度広げて、山足を上げれば、良くなるよ」とは、言われていましたが、パウダー経験値の低い私には、パウダーの中でいろんなポジションを試す技術なんてありません。こけない様に滑り降りるので精一杯です・・・。
この日一番きつかったのは、パウダーゾーンを過ぎて、木の間を抜けて花園ゲレンデに向かう道中でした。足はプルプルに疲労している中、雪がカチンカチンの上に、木によってコースが限定され、凹凸が出来てあり、何度も転んでいました。Kさん、師匠、わんさん、Nの君たちは、パウダーにも、ゲレンデにも慣れているせいか、ガンガン滑っていましたが・・・。明らかに私はヘロヘロになっていました・・・。そして昼食と休憩を取るために、お昼は、望羊荘に向っていく道中、着く直前に落ち込んでいる斜面を滑り降りるのですが、足に力が入らず、コケながら止まるという、かなり情け無い状態になっていました。
午後からは、まずアルペンエリアを滑りました。そして、Kさんが板を替えている間に、ポールが立っていたので、タイムトライアルをやりました。緩い斜面だったこともあり、僅差で私が勝たせていただきました。その後は、花園で急斜面のポールがありました。ここのポールは斜度がある中で、結構いい感じに振られていました。勝負の結果は、師匠の勝利でした。あとは、コブ斜面をメインに滑りました。コブに入ると、わんさん、師匠、Nの君との差が出てきてしまうので、できるだけ早めにスタートしてごまかしていました。わんさんも結構、疲れていたはずなのに、滑り始めると速いんですよね。ホントにみんなハードです!
この日は、Kさんに何度かカメラを握ってもらったので、たくさん絵が取れました!ありがとうございました。m(__)m
夕食の時、Hさんから15日は、になるようだという情報が入ってきました。正直言って、飛行機が飛ばなかったらと思うと不安でした。特にNの君は、仕事の関係もあってか、顔が引きつっていました。
結構ハードに滑ったので、太ももの筋肉が完全に参ってしまっていました。風呂上りに左右の太ももに2枚ずつ湿布を貼って寝ました・・・。実は、後で明らかになったのですが、この時に膝の方にもかなりの負担がかかったみたいです。(後述を参照・・・)
それにしても、Kさんはあの歳で(スイマセン)あの滑りが出来るというのは、凄いの一言ですね。一緒にずっと滑って、どちらかと言うと私のほうが、ヘタってた様に思います。Kさんくらいの歳でKさんの様に滑れるようになっていたいものです!

2月14日(土) 
昨日、一昨日とひらふのみ滑ったので、今日は、アンヌプリ、東山の方に足を伸ばしました。気温も高いこともあり、朝は山の上の方がガスっていました。
最初にアンヌプリに向かいました。ひらふからアンヌプリに回り、すべり降りていく途中、何か見たことある赤い大群が、ゲレンデの至る所にいました。飛行場で見かけた修学旅行生でした。
アンヌプリのゴンドラ乗り場の直前のところにコブがあり、そこに向かったのですが、この時は、最悪のコンディションでした。ゲレンデの途中から横に反れて入っていくのですが、コースを反れた瞬間に、表面が一度融けて、また凍ったカリカリの雪面だったので、嫌な感じがしていたのですが、やはりすごく気持ちが悪い感触でした。そしてゴンドラに乗り、Kさんがいるリフト乗り場を、挨拶も兼ねて経由し、東山へ向かいました。東山の方にも、コブ斜面らしいコブ斜面はなくただ単にすべり降りてるという状態でした。
お昼は、再びアンヌプリに戻り、バイキングでした。私は、最初に欲張りすぎて、マーボー丼のマーボー豆腐をかけ過ぎて、お皿からあふれ出てしまい、トレイがベトベトに・・・。それにしても、みんな良く食べました。
最後に花園を滑って帰る間際になると、明日は、嵐になると言う情報どおり、じりじりと吹雪いてきました。花園第3リフトが、強風になっていたことから、超スロー運転になっており、登りきるのにすんごく時間がかかりました。天候も悪くなったので早めに切り上げて帰りました。
夕食後、食堂のカウンター脇に置いてあったミニ卓球台で、盛り上がっちゃいました。Hさんを含め計5人で、勝ち抜き戦方式で入れ代わり立ち代わり勝負していたのですが、なぜか、皆特定の人には勝てるが、別の特定の人には負けると言う、ジャンケンみたいな構図が出来上がっていました。
今日が最後の夜なので、Kさんがわざわざオリオンまで来てくれました。そして、「今度行く時は、アンヌプリの方のパウダーゾーンにも行きましょう!でも、そこに行く時は、ファットスキーじゃないとダメだよ」と言っていました。そして、Kさんの知り合いのスポーツTさんを紹介されました。そして連絡先を聞いた時に、携帯にこつこつ入れようとしていたら、Kさんから「赤外線つかえば、簡単だよ。」と言われ・・・。その時、初めて赤外線通信を使いました!使ってみるとこれは便利!あの煩わしい登録作業が、一瞬で完了します。こんなところでちょっと感動してしまいました。

2月15日(日) 
最終日ですが、コンディションは良くありません。気温が高く、ニセコとは思えないほど暖かい日でした。
お昼過ぎの最後ゴンドラ方面に降りて行く道中は、日曜で人が多い上に、霧が濃くて人が溢れて、何と言っても、気温が高いためコンディション的には春スキーの様な感じで、すごく滑りにくい状態でした。お昼は、帰るときにKFCで買って、オリオンで食べました。帰りのバスは、途中でルスツを経由し、ゴージャスなメリーゴーランドを拝見してから、新千歳に向かいました。
出発の際、飛行機の荷物に、搭乗していない人のものがあったために、その荷物を取り出す作業が入ったため、出発が数十分程遅れました。そのため、伊丹空港には9時ギリギリに到着しました。
時間が遅れたこともあり、小腹が空いていたので、この旅行の最後は、吉牛のカレー丼と豚キムチ丼で締めくくられました。

結果的には、このニセコツアー前半の1日半は、比較的良い条件でしたが、後半の2日は、気温も上がり悪い条件になってしまいました。このレポートを書いている時に、「ニセコに私が行くと気温が高くなるのかなぁ?」なんて思ったりしました。(まぁ、まだ2回しかスキーしに行ってないんですが・・・)いまだに、寒い北海道を体験してないので、次に行く時は、極寒北海道を体験したいなぁと思っています。
(コブで前転板置き去り前回り受身したのと、フラットなゲレンデで自ら墓標立て(スキー板立て差し状態)滑落したのと、2回も大きく爆ッたのは内緒です。)

その後のNJ
大阪に帰ってから、しばらく経ってもニセコ2日目から感じていたヒザの違和感が消えなかったのですが、2週間位経ってからは、普通にしてれば何も感じなくなったので、ひどい筋肉痛だったのが治ったのかなぁと思っていました。その後にもスキー行っているし、コブも滑っているのですけど・・・。その後に、階段を下りる時や後傾気味に立ったときに、右足だけ痛みが入り、力が抜ける感覚があったので、病院に確認しに行きました。
病院の先生にヒザの現状を説明してから、X線を撮り、触診というかヒザをこねくり回され、診察の結果を聞きました。更に、一週間後にMRIと言う検査装置で再検査しました。
診断結果ですが、X線による確認の結果、骨には全く異常ありませんでした。また、靭帯が切れているかどうかまでは、分からないみたいです。ただ、通常なら水の貯まらない前十字靭帯の下部分に水が貯まっているようでした。また、一般の人の前十字靭帯と比較して、ちょっと細い様(ボリュームが無い)みたいです・・・。後で、リハビリの先生に聞いたところ、「元々細いんじゃないですか?(靭帯の太さは、)個人差ありますからねぇ。」と軽く言われました。膝に内視鏡を突っ込んで靭帯を確認する方法もあるのですが、そこまでしたくなかったので、筋肉トレーニングでどうにかしようと思い、只今もリハビリを受けています。

~~本間さんも黒川さんもお元気そうで何よりです。
NJよ、膝は大事にね。
from 管理人

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