小回り君はただ今「フカセでチヌ! チヌ(クロダイ)のウキフカセ釣り」で活動中です。ゲレンデに雪が有る時以外は、チヌ釣りをして養殖業に勤しんでいます。
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2002年2月の滑走日記
2002年2月26日
岐阜県 明宝スキー場
天候:晴れ
お題・・・教えるのは難しい
なんとAcousticから自宅に戻り、その日の晩にまたスキーに行くなんて馬鹿なことをやってしまいました。今回はいつものメンバーはとはかけ離れた人たちにスキーをコーチすることになりましたが、さてどうなるものやら?
- 平日の夜中の高速ってすごく空いています。まるでスキーシーズンではないかのように板を積んだ車もいないし、トラックの数も少なく、ノントラブルで明宝に到着しました。
- さて、雪面状況はと言うと、春の雪らしい粗目です。まあ、溶けていないから少し重いぐらいで余り気になりません。もしかしたら前回から出来るようになったかもしれない切りかえしのおかげかなぁ?
- さて、今回の生徒さんたちには今日中にカービングパラレルを習得してもらおうと思い、いつものように並行スタンスで板が返ってくることを確認してもらいました。これはまあまあOKかな?
- さて、両方から圧をもらって、内側に返って来ようとするスキーの片方の圧を緩めればターンが開始します。おや?ここですでにスキーを動かしています。やはりスキーを動かさないと曲がらないと体が覚えているのでしょう。
- うーん、いくらやってもスキーを動かす癖は変わりません。片斜面でサイドカーブをつかんでもらおうとしても、ずれてしまいます。悩む・・・どうすれば・・・
- 話を聞くと、スキーを人から教わったことが無いらしく、いままで我流でやってきたとのことです。ここで余り同じことばかりやっていても飽きるので、超低速ボーゲンに切り替えました。
- スキーを開いて、外足に「ふんっ!」と全体重をかけてじっとしていると、曲がるでしょ・・・あれ?曲げないで待っていてって言っているじゃないの!・・・まあ、自分もそうだったから無理も無いか・・・
- 生徒さんはかなり落ち込んで「スキーって難しい」とへこんでいます。あっという間にお昼になりました。
- 昼御飯あとは、趣向を変えて、トレインをやりました。一度やってみたかったんだよね、「じゃあ、ついてきてね。どんなことしてもいいから同じラインをトレースして!」って。
- ゆっくりとしたリズムで、切りかえしに注意を払いながらミドルターンを出来るだけ同じ速度、同じ弧の大きさで滑りましたが、Yさんは全くスピードについてこない、Mさんはスピードコントロールが出来ないので私を追い越す勢いでついてきます。足して2で割るとちょうどいいかも。
- こんどはYさんとMさんで互いにトレインをやってもらいました。かなりスピード差が有るので、今度滑るときは互いにトレインをして引っ張り合ってくださいとはアドバイスしておきました。
- 一応、ショートターンもプルークからやりました。動きは一緒ですよと言っても合点が行かない様子です。そりゃ、つい10日前まで私も違うと思っていましたからね。
- まあ、そこそこ滑れるようになってきたので、明宝一番のコブγ80にチャレンジ・・・したのがまずかった。完全に滑落です。後で聞くと落ちた直後はパニックだったけど、とてもよい経験をしたと笑っていました。こっちは心臓が止まる思いで、体を張って止めたのに・・・
- Yさんはそのあと、妙に度胸がついて、中斜面ぐらいなら全く怖くなくなったと根性ワックスが強化されました。
- Yさんは回転弧が丸くなり、Mさんは外足への働きかけが少し強くなったように思われます。それぞれレベルアップは確実にしたと教えた方としては思いたいです。少しだけオーナーの悲しさが分かったような気がします。
まとめ・・・今回は自分が滑っていないので特に有りません。ぐしゃぐしゃの雪でも切りかえしが上手くいけばさして難しくなく、疲れないなぁと感じたぐらいですか?
2002年2月23~24日
長野県 白馬
お題・・・切りかえし
久しぶりにAcousticに帰りました。今回は黄色い軍団の皆様も居られましたので夜がとっても楽しみです。
2月23日(土)
白馬八方尾根
天候:ガス
- さすがコアシーズンだけ有って、豊科渋滞を久しぶりに聞きました。しかし、松本から降りたのでまったく関係なく、木崎湖も山越えしたので渋滞に巻き込まれたのは5分ほどでした。
- 予想通り、9時ごろ到着で、すぐに八方に向かいました。去年のように雪は溶けていませんでしたが、その代わりに人、人、人・・・ものすごい人です。国際リフトに乗るのに8分かかりました。最近余り待たないので気分的には20分ぐらい待った気持ちです。
- がんぱってパノラマに到着しましたが、今度はガスっていて視界が悪い状態です。おまけにそこら中に人がいるもんですから、ロングターンは当然、ミドルもショートも速度を出して滑るものはすべて危険でした。
- 今年初めての八方なのですごく楽しみにしていましたが、余りの人の多さに少しがっかりです。グラートまで登ると人はいませんが、ガスがひどくて3つ先のコブが見えません。当然、どちらに行けば黒菱か兎平も分かりません。当てずっぽでいくとアルペンクワッドの降り場でした。
- 兎平のコブはスノーボーダーに変につぶされて段々畑のように横長のコブになっていました。斜度はきついですけど、まだ黒菱のほうが滑りやすい形です。しかし、視界が悪いぞよ。
- とりあえず空いているゲレンデを見つけようとあっちこっちうろうろしてみましたが全く効果なしです。一番空いているのが黒菱第3ペアとグラートクワッドでした。でも視界が悪すぎるし、練習する斜面ではないのでどんどんと体力が消耗していきました。
- そんなに滑っていないのに時間が過ぎるのは早く、1680でお休み・・・食事中少し晴れ間が出たりしていましたが・・・ZZzz..
- 1時間後、復活のソフトクリームを食してさらに戦闘開始です。やはり少しでも寝ると、体が動きやすいです。
- 晴れているもんですから、グラートクワッドにもすごく人が押し寄せています。こうなるとリーゼンのほうが空いているのではないかと思い、降下開始です。
- お世辞にも空いているとはいえませんが、グラートや兎平よりはマシです。ここでやっと修行開始です。前回までほとんどやっていなかった中回りでの切りかえしの練習をやってみました。
- ギャップだらけの斜面なので、雪面からスキーを少しでも離すようなことをするとどこに行ってしまうか分かりません。慎重に右から左、左から右へと切りかえしを繰り返しました。
- 当然のことながら、右ターン⇒左ターンの切りかえしはそこそこですが、逆、つまり左足がメインとなる動きのときは全く乗れていません。同じようにやっているつもりなのに右足外足の時はバランスを崩さないのに左足外足の時はちょっとしたギャップでも「おっとっと」となる始末でした。
- うーん、毎年この時期の八方ではいい思いをしていない・・・いや2年前は確かすごいパウダーだったような気がする(車も埋もれたけどね)。
- どこをどう滑っても滑りが変化(進歩、退化)することも無く、気分転換で北尾根まで散歩しました。
- ゲレンデの状態はどこも同じようで、一番下はやや溶けかけ、そこから上は全部氷でした。余りにも硬かったようで、コブも出来ていませんでした。
- 北尾根散歩の後は、パノラマで2本ほど時間調整をしました。久々のプリモ君なのですが、やはりかなり手ごわい板です。乗っていて余り楽しくありません。
- 雪質と板に叩きのめされて、4時に終了となりました。
その夜は、いつものメンバーと楽しいライブ&トークで夜はふけていきました。皆様いつもありがとうございます。
2月24日(日)
白馬乗鞍
天気:快晴
昨日の天気の延長のように、朝は雪がちらついていましたが、山のほうは晴れています。混雑に疲れたので、黄色い軍団の皆様と、白馬乗鞍を滑ることにしました。
- ゲレンデに着くと、人がほとんどいません。ここは同じ白馬エリアかというぐらいほとんどプライベートゲレンデ状態です。
- 先行している黄色い軍団を追いかけて横へ横へとリフトに乗りトラバースしていきます。何本か乗り継いで、スカイビューをラップ開始しました。最初の3本ほどはコブ、次の3本はパラレル、そして最後はまたコブでした。ここでも昨日からの癖はほとんど直りませんでした。ただ、ストックを突くことを忘れていたのを思い出しました。
- そのままわらび平に下りてコブ&圧雪番長(カービング)のセットを4本ほど繰り返しました。柔らかい雪でしたが、コブも滑りやすく、過度にエッジを立てなければそこそこグリップしました。
- 緩斜面のカービングなので圧のやり取りに重点を置いてみました。ゆっくりと圧をかけて、フォールラインでMaxになるようにして、またゆっくりと圧を抜くような動きをすると、とても滑らかな感じがしましたし、板が走る感じも掴み易かったです。
- 昼ご飯の為に、若栗へと移動開始しました。その途中の簡単なコブ斜面で、F井さんから「コブの吸収が終わったらすぐに足を伸ばすんだよ。今は縮んだままだからだんだんコントロール出来なくなってくるんだよ。」
- 全くそのとおりなんです。いつもアドバイスいただくのですが、それが分かって解決するまでかなり時間がかかります。
- 黄色い軍団の皆様と別れた後は若栗のカモシカをラップしました。相変わらず雪質は良くないのですが斜度がきついためスピードは出ます。今度は誰もいないので、スキーへの働きかけを確実なものにするように心がけ、腰をもっと積極的に移動するようにしました。
- しばらくやっていると、本当の意味の切りかえしらしきものが見えてきました。雪質は最悪なのですが、常に荷重がかかり、またスキーを回さないので安定してターンすることが出来るようになりました。
- それと同時に、今までは意図的に同じ方向に向けなければいけなかった内足が、勝手にそろって、なおかつクローズドスタンスになっています。ゆっくりしたリズムでも、早いリズムでも同じようにそろってきます。これが本当の同時操作というものなのですかね?
- やっぱり思ったとおり、ひとつ直れば連鎖的に治るものなんですね。
- お腹がすいて、時間もきたので終了としました。
いやー、びっくりですよ。ただ単純に切りかえしの部分だけやりつづけたら内足の方向までそろってくるなんてねぇ。明らかに今までより確実にターンが出来ます。これでボーゲンの荷重ポジションを連続して作れるわけです。
まとめ
- 切りかえし命
以上、多くは語りません。
2002年2月16日
岐阜県 明宝スキー場
お題・・・緩斜面
そういえば岐阜のスキー場は今季初です。本当は金沢セイモアに行く予定でしたが、ゲレ食がおいしくないとの評判を聞いたので、実績のある・・・しかしここで車に当たられた苦い思い出がある・・・めいほうにしました。
- 本当はセイモアに行くつもりだったので、北陸道を走っていたのですが、進路変更で福井から九頭竜越えで白鳥へ向かう。
- 到着がちょうど7時半で、ゲレンデオープンと同時でした。そそくさと用意して、8時には滑走開始です。
- まずはγ80から。これでもかと言うぐらい硬い雪でしたが、以前みたいに下りるのが精一杯ではなくて、何とかクリアーしてやろうという・・・成長したね・・・気持ちでアタックしました。
- 前回の野沢で気付いたコブ攻略法にてやってみましたが、斜度と雪質がまったく違う(実はあとひとつあった)ので上手くいきません。
- さて、第2クワッドはすでに満杯の状態でしたので、第4クワッドのほうに向かいました。ここではβ30をラップすることにしました。
- まず、野沢で発見した下り方でやってみました。斜度がゆるいのでどうにでもなるのですが、いかんせん硬いのでショックは大きめです。
- 下りるには下りれるのですが、なんだかしっくりときません。5回目ぐらいに、「そういえば、検定のときにトップが軽いと言われたなぁ」などと思い出したので(ぉぃ、普段から思い出せよ!)今までの下り方+トップを出来るだけ早く雪面に付けるようにやってみると、これがなんともすばらしいこと・・・今までは多少は無理しながら板を回すようにしていましたが、トップが雪面についていることにより、板が勝手に方向転換してくれます。まぁ、物理的法則からすれば当たり前のことですが・・・
- それと同時に、スキーへの働きかけを増やす練習もしていました。今までは、特にカービングのとき内倒気味で、外足への働きかけが弱かったのはビデオを見ていて分かっていました。そこで基本に戻ってワイドスタンスのカービング、クローチングなどで、姿勢を矯正することにしました。
- ワイドスタンスだと非常に簡単に雪面を捕らえられるのになぜ普通に行くと駄目なのか・・・忘れていたことですが、外足を押し出した結果お尻が落ちるように動くと上手くいきます。これに、外足のひざを雪面に付けるような意識を加えるとなかなかいい感じです。とても初心者コースとは思えない勢いでスキーが切れて走っていきます。
- ただ、雪面がかなり固かったので、余りエッジを立てすぎるとエッジが外れてしまいました。これはへたくそだから?それとも外れやすいのかな?硬い斜面では余り立てるなとは聞いたことがあります。
- ショートターンにおいても、緩斜面ではすぐにバランスを崩したりしていたのですが、外足をエイヤッと目一杯外に放り出して、雪面を横で捉えたらそのままずれているスキーに乗ってやるといい感じです。ただ、これは切りかえしにおいて重心の移動量がかなり大きいと感じました。今までの自分では余り感じたことの無い感覚なので、これが確かになればもう一歩ステップアップできるような気がします。
- 昼御飯+お昼寝で、リフレッシュ後は体の動きも良く、やる気も復活です。
- さっき感じたショートターンはまた出来なくなっていました。無理に取り戻そうとしても泥沼にはまりそうなので、緩斜面をクローチングで滑りつづけてみました。
- ずっと滑っていると、余り気にしたことの無いことが感じられるようになりました。それは、スキーのエッジです。ターン中:外足インエッジ+内足アウトエッジ⇒切りかえし:フラット・・・と使っている部分が感じられるようになってきました。これが、左右同調していないとか、フラットを通過している感触が無いときはバランスを崩していました。
- もうひとつ、「TOK」さんがおっしゃられていたと思うのですが、雪面から圧をもらった結果、スキーのトップ方向から圧がかかっている状態・・・スキーは土踏まずの少し後ろぐらいを押す動作をすると爪先方向から圧がやってくる・・・のが分かりました。土踏まずの後ろと言うか踵の前ぐらいに荷重をかけてから、トップ方向から圧が来るのに少し時間差があったように感じられました。これも物理の法則からすればすごく当たり前のことです。
- 後は全体的にポジションが高いことに気付きました。低めに構えると安定します。サボっちゃだめですねぇ。
- 頭が混乱するぐらい、一杯発見して滑走終了となりました。
朝8時から夕方4時半まで良く滑りました。緩斜面ばかりでしたが、逆にすごくたくさんの発見がありました。侮る無かれ、緩斜面ということで今回はお開きにしたいと思います。
まとめ。
- 横方向:今スキーのどこを使って滑っているかを感じ取る。
- 縦方向:前半は前寄り、中盤から後半は真中を押してやる。そのときも極端な動きではなくてあくまでゆっくりとおこなう。
- スキーは出来るだけ体から遠くに置いたほうが素直に曲がる。
- コブではトップを雪面から離さないようにすること。
ふう、まとめを書いてもすごく当たり前のことしか出ません。なんだかスキーの教本のような台詞の塊ですね。逆に初心者の頃にこんなことは感じられなかったので滑れば滑るほど基本の大事さに気付くスキーって言うスポーツは本当に奥が深いですね。
2002年2月2日~3日
長野県 野沢温泉
お題・・・コブスペシャル
楽しみながら滑って、温泉満喫、と洒落込むつもりがやっぱりそうはいきませんでした。今回は修行は修行ですが、自分の限界と言うのか、今までの弱点を直すべくあまり基本を考えずに大胆にいろんなことをやってみようと思っていましたが・・・
それにしても丸3年以上、野沢を滑っていなかったので、どれくらい自分の技術が上がっているか楽しみです。
2月2日(土)
天候:晴れ
- いい天気です。最近こんな天気によくめぐり合います。久しぶりに向林に立つと、あの崖にあったリフトがなくなっています。ちょっと寂しい気もしますが、そのままリフト、ゴンドラを乗り継いでスカイラインへ向かいました。
- いや~~最高ですね。今回は3Vなのですっごく簡単に曲がります。そして鬼のようなグリップ感。こんなにすごい板だったとは思いませんでした。噛みっぱなしです。ただ、余りにもテール付近のトーションが強いのでずらしながら切るなんて芸当は、私の技量では出来ません。
- スカイラインはめちゃ楽しい、で、次はシュナイダー、牛首、やまびことコブコブコブ・・・今回はコブ撃退のヒントが得られればそれが自分の滑りのトータルレベルアップになると思い、師匠&デモに引っ付いてがんばりました。
- やはり寝ていない分、かなり体が遅れます。それでも板が短い分、何とか下りることは出来ました。そのビデオを見て気づいたことなのですが、3Vはやはりテールが硬く、コブの裏をずらしながら下りるときも、重心が少しでも遅れると板だけが前に走ってしまっています。あと、その短さからコブに刺さること数回・・・今となってはショートSLカービングの中でも長い板ですが、やっぱりコブで使うとなると短いのかなぁとおもいます。
- 毛無山山頂からの眺めはすばらしく、斑尾、志賀高原、黒姫、遠くは白馬まで見渡せる絶好の天気です。いやー、スキーやっててよかったなぁ。
- 昼ご飯のコンボはかなり来ました。炭水化物的にはあれでもいいかもしれないけど、もう少し野菜がほしかったなぁ。
- 師匠のID-One/MRを借りました。ショートターンはある意味3Vよりも高速回転が可能です。十分カービングの板ですが、トップのトーションに比べ、テールが硬いような気がしました。おそらくこの乗り味がモーグルレーシングの板なのでしょう。この板に変わってから師匠の滑りにしなやかさが現れてきました。
- さて、気を取り直してまたやまびこへと戻ります。何本か滑っているうちに分けが分からなくなって来ました。整地も滑ったのですが、どうもピンと来ませんでした。数本撮影したものを見てみて、ポジションが高いときはリズミカルなショートは出来ていなく、低いときは破綻する危険性もありますが少しはまともなショートになっているみたいです。ロングターンは板の性能のみで滑っています。
- もうぼろぼろで牛首を下りているときに少しひらめきましたが、それが形になる前に終了となりました。
そういえば検定のとき注意されたことに対して何も練習していなかったよなぁ?いや、クロスオーバー時に腰を前に出すと言うのをやってみたけどピンとこなかったのでやめちゃったし・・・まぁいいか。
2月3日(日)
天候:ガス&雪
- よく寝た次の日はやはり体の切れが違います。根性ワックスもかなり効いています。しかーしぃ、ガスってて見えません。「ご安全に」を合言葉にゆったり?と整地もコブもほぼ同じ速度で滑る。師匠はコブのほうが整地より速いという逆転現象がおきています。
- 昨日のひらめきを少しずつ具体化させるように丁寧にコブを滑る。昨日のひらめきは視線を遠くにしてサイドスリップのみで下りるという内容でしたが、これだけではどうにもならないことが分かりました。これは去年もやっていたけどね。
- ハテ、何かが足りないんだろう、昨日はたまたま足りないところが気づかないうちに出来ていたのだろう・・・で、ひとつは分かりました。
- ストックを積極的に使って上体を安定させると言うことです。要はガツガツ突いて、ダブルストックでもなんでもいいから上体をフォールラインに持っていくのです。
- サイドスリップ、視線、ストック・・・これだけ分かったのですが、まだ何か足りないような気がします。リズムに乗りにくいのです。
- 今日の昼ご飯は、ミートスパとクロワッサンとアイスコーヒーとミックスソフトクリームでマッタリ。
さらにコブツアーは続く・・・なんとなくですが、上手くいくときと上手くいかないときの違いが分かってきました。それは、ラインです。イメージ的には溝落とし→吸収→溝落とし→吸収・・・から、吸収しながらターン→吸収しながらターン・・・分かりますか?このニュアンス。要は溝があるけど余りその溝に執着せずに自分のリズムで滑ったほうがいい結果になりました。
- 一休さんが楽そうにコブを滑っているのが不思議でたまらなかったのですが、自分で経験するとよく分かりました。ホントに楽なポジションのままで次々とコブをクリアーしていくのがまさにカ・イ・カ・ンです。
- もっと滑りたーーい、と後ろ髪を引かれながら終了となりました。
そういえばついでと言うにしてはとても大事な発見だけど、クロスオーバー時に腰を次の回転方向に出してやるととても素直にターンに入っていけました。ホントはコブが滑れるよりこれのほうが大事なんだろうと思う。たまたま上手くいっただけだと思うので次回は言葉に出来るようにします。
まとめ
- コブを滑るときは、視線、サイドスリップ、ライン、ストックワークの4点を注意する。
- 次の回転方向に腰を出す体の使い方をマスターする。
こんなもんですか?よく見ればすごく基本的なことですよね。後はトップコントロールが上手くなれば1級は受かるかな?いやいやまだ課題があった。そう、内傾角を出す練習をしなければ・・・多分そのまま姿勢を低くするだけで体を内倒しようとする意識は無いほうがいいような気がします。多分これが出来ればスキーへの働きかけが強くなっているでしょう。あれ?どっちが鶏でどっちが卵?多分二つとも切っても切れない縁なんでしょう。どうかなぁ?やってみたいけど車検で車が無い(>_<)