小回り君はただ今「フカセでチヌ! チヌ(クロダイ)のウキフカセ釣り」で活動中です。ゲレンデに雪が有る時以外は、チヌ釣りをして養殖業に勤しんでいます。
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2001年5月の滑走日記
2001年4月30日~5月1日
長野県 白馬村
ゴールデンウィークですよ。
普通の人はキャンプや山登りの季節なのにあいも変わらず、諦め悪く、馬鹿の如く、ほとんど病気・・・いやちゃんと入院しているけれども社会復帰するための入院ではなく現世からドロップアウトして人間としての生活が成り立たないための入院生活は送っています、よね?
ついでに一つ、この気狂い集団は集団と名のつくとおり、私一人ではなくて合計4人でゴールデンウィークに泊まりで滑りに行くことに喜んでついて来ました。
さてと、今回も入院先はオーナーのところです。いつも大変お世話になっています。多少のトラブルを予定していたのですが、当たり前の如くノートラブルで今期初めて7時に到着しました。
4月30日
白馬47
天候:晴れ
- いきなり滑っても結果は同じなので、オーナーと3時間ほど喋ってから47に向かいました。白馬はいっぱい滑っていますが、47は初めてです。これで滑っていないのはコルチナ、佐野坂ぐらいかな?
- 起動が遅いのですが、ゲレンデはがらがらです。山頂~中腹までは当然ザラメですが、下のほうはバリバリの氷でした。
- 朝のトークで注意されたスキーの真中に乗ることを気にしながら、観光気分でラップをしましたが、雪が滑らない&重たいのでどうにもなりません。
- 黙々と切り返し、スキーセンターを探ることに時間を費やしました。
- どうしても切り返しで焦ってしまいます。ターン弧が円形ではなくて、「つ」の字をひっくり返したような谷回りが少なくて山回りが間延びして切れ上がっていない不細工なターン弧しか描けませんでした。
- 「ちゃんと弧を描きたい」と思ってもどうしても出来ません。後でオーナーに聞いたら「この時期はもう(出来ないから)いいよ。」の一言をいただきました。アリガタヤ。
- しかし、名誉の負傷を追ったVerticalは入院しているので、Equipe3Vを持ってきたのですが、硬いし、センターがわかりにくくて非常に乗りづらいことがわかってきました。やっぱり3Vはお蔵入りした方がよさそうです。(また道具のせいにしている。これじゃ上手くならないね。)
その夜は「そば神」さんと歌姫様&野沢ファミリーとご一緒させていただき、大変楽しい夜を過ごせました。ありがとうございました。ゆず?焼酎は効きました。
5月1日
八方尾根
天候:晴れ
- 昨日の焼酎が残っています。朝ご飯もまともに食べれないぐらいぼろぼろにお酒が残っていました。二日酔いでのスキーは初めてです。
- 私たちに影響されたのか、全く滑りるつもりも無かった野沢家族も滑るということになってしまいました。おそろしやアコースティックの患者さま。
- 案の定、ゲレンデはコブコブのぐしゃぐしゃでした。今シーズンの成果発表となるわけなのですが、二日酔いでまともに体が動きません。あーあ、お酒のせいにしている。これじゃあ上手くならないな。
- こんなにひどい状況にもかかわらず、野沢ファミリーは楽しんで滑っているようです。まだアコースティックに通い始めてからそんなに時間はたっていないらしいのですが、さすが「青の軍団」ですね。
- 息子さんが当然といっては失礼かもしれませんが、一番早く兎平を降りてきます。やっぱり子供は覚えるのが早いわ。
- ここ2シーズンを通して、昼食時にビールを飲んだのは今回を入れて2回目だと思います。でも、今日は二日酔いも混ざっているので迎え酒ということでいっときますか。
- 当然ビールが入ると滑りが一層酷くなりました。もうどうでもいいや、楽しければ・・・
- この状況で、野沢さんは「この滑り方でいいのですか?」とか質問をするぐらい勉強熱心です。これほどの熱意が我が弟子たちにもあればうまくなるのになぁ。ゲレンデに立てば「わかっているのですけどこっちの方が楽しい」とか言う台詞を止めさせたいです。
- 結局そのままのペースでリフトが止まるまで滑ってしまいました。やっぱりオーナーにあきれられてしまいました。でも、全員一致で決めたことですよ。
- 私たちのわがままな滑りに付き合っていただき、目いっぱい振り回してジーパンをべちゃべちゃにしまったにもかかわらず、「スキーって楽しい」とおっしゃった野沢様、完敗です。こっちはへろへろです。
- 滑り終わってからもオーナーにご教授いただき、大変ありがとうございました。
とまあ、遊びに行った筈なのに黙々と一つの事に注意して滑ってしまう自分が悲しかった今回のツアーでした。
「12月には1級取らないと罰金だよ!いくら教えてると思っているの!!」とのオーナーの言葉を噛み締めながら白馬を後にしました。
でも、6月&9月にはウェア&ジャージの色あわせでまた行くもんね。飲み会が楽しみです。
今期も、いろいろご教授いただいた皆様、ACOUSTICでお会いした皆様、本当にありがとうございました。
来期も一層精進して入院日数を増やしますのでよろしくお願いいたします。